名刺の管理とマーケティング

顧客情報管理、皆さんの会社ではどうしてますか?
営業マンが個々に名刺ケースに入れて管理?してる状態ではないでしょうか。

名刺は営業個人の持ち物ではなく、会社の財産です

名刺情報は営業先リストとして活用するのはもちろん、新製品や展示会出展の案内・メルマガ・DMなど販促活動としても活用できます。

営業が担当するお客さんで、自分は面識がないが別の営業が名刺交換している場合があります。
その事実を知っていれば、お客さんとの商談の機会も早まるでしょう。

展示会出展の際、自分のお客さんが来ていないか気になるところです。
場合によっては自分の担当するお客さんのまだ面識のない方が来場される場合もあります。
展示会の名刺は、開催のその日または終了翌日までにはリストとして全営業マンに配布したいものです。
そのせっかくのリストを1週間も1か月も放置する営業がいますが、全くの機会損失です。

最近は小型の名刺専用スキャナーが比較的安価で入手できます。
私も使っていましたが、OCRの精度も結構良く、誤読修正もそれほどありません。
また、Sansanのようなクラウド型サービスを活用するのも良いでしょう。

情報セキュリティにおける機密性・可用性・完全性のうち、経営者としては機密性、つまり営業の顧客情報持ち出しが一番気になるところだと思います。
しかし可用性、つまり情報を活かすことも売り上げを伸ばす上で必要なことです。
顧客情報を一括で管理し、且つ上手に活用する。
マーケティング担当者に任せてみてはいかがでしょうか?

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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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