その専門用語、相手に通じていますか?

あるWebマーケティングの商品説明会を聞きに行った時のことです。
壇上で説明する営業マン、
「当社の技術でリードを○△□、ナーチャリングを○△□、レバレッジを○△□・・・」
聞いていて、この説明員はターゲットをどこに設定しているのだろう?と思いました。

Webマーケティングではこういったカタカナ用語をよく使いますが、聞きに来ている人が中小企業の社長さんだったら分かるでしょうか?
営業マンにだったら通じているでしょうか?

自分たちの業界では普通に使っている用語でも、一般企業では使わない言葉は往々にしてあります。
ましてや、ターゲットとするお客さんがこのような専門用語を理解しているとは限りません。
気になってこの会社のホームページを覗いてみると、リードとは?の説明文が載せてありました。
最初から分かりやすい日本語で説明すればよいものを。

言葉というものは相手に理解されなければ意味を成しません。
相手に理解できる言葉に変換してこそ伝わるものです。
専門用語を辞書付きで説明するものではありません。

自社のホームページ・カタログ・広告では、お客さんにわからない専門用語を使っていませんか?

ちなみに、リード・ナーチャリング・レバレッジとは、
リード → 見込み客
ナーチャリング → 見込み客に継続的にフォローし購買意欲を高めていくプロセス
レバレッジ → テコの原理のように小さな力で大きな成果を生み出す事
を意味します。

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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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