展示会のセミナー枠はブランディングのチャンス

ビッグサイトや幕張メッセで開催される展示会では、会場の片隅や会議室を設けてのセミナー会場やプレゼンテーションコーナーがあります。
展示会に出展するのであれば、是非セミナー枠にも出展しましょう。
ブースで”待ち”の営業をするよりも会社名を認知させるのに効果があります。

セミナー枠に参加するということは、数多の出展社名簿に埋もれることなく別枠で展示会運営会社から紹介されるのです。
来場者に”セミナーをやる技術がある企業”という認識を持ってもらえます。

「ウチにはセミナーでしゃべるほどの技術はないよ」
ということであれば、出展商品・サービスの活用事例を紹介しましょう。
同じ事例ばかりではなく、特殊な事例、キワモノも織り交ぜて紹介するのです。
自社では採用例が少なくて気付かなかった活用方法が、別の業界で大ヒットするかもしれません。
そういった自社の技術・商品・サービスをお客さんに見つけてもらうチャンスです。
セミナーは、受講者を”教育”し、顧客へと昇格させるための啓もう活動です。

プレゼンテーターには、営業マンではなくマーケティングの担当者に任せましょう。
その間、営業マンにはブースでお客さんの接客をしてもらいましょう。
展示会における営業マンの役割はコンタクトです。

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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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