業務改善活動の続く会社、続かない会社

5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・躾(しつけ))や3S活動(整理・整頓・清掃)を行っている企業があります。
また、気付き活動を取り入れている企業もあります。
日々の業務の中にある”ちょっとした気付き”を取り上げ、その対応策を社内で発表することで業務改善につなげるという目的で行っています。
製造業や対人サービス業に多いです。

せっかくの良い活動なのですが、どの会社にも残念ながら反対派が存在します。
やらされ感全開で、「上がやれと言うから」仕方なくやっている社員です。
そういった社員が、ひどい時には周囲の社員のモチベーションを下げる場合があります。
このような社員は気を付けなければならないことです。

活動が業務に負担がかかり、
「通常業務とどちらが大事か?」
と社員に問題視され、活動を停止してしまう会社があります。
しかし、長く活動が続いている会社もあります。
どんな会社かというと、強力なリーダーシップのある社長がいる会社です。

「なぜ活動が必要なのか?」
その意志がぶれず、社員に根気強く説明し、社長自ら積極的に活動に取り組んでいる会社は活動が続いています。
当然、業務改善もどんどん進んでいます。

経営者の意志の強さ、ぶれのない経営方針が会社と良くしていきます。
もし経営者ひとりで全社員を引っ張っていくのが大変だと思うのであれば、参謀となる担当者を設置するのが良いでしょう。

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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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