メールのちょっとした気遣いがファンとアンチを生む

起業に関わるセミナーや地域社会活動の勉強会、自身のコンサルティング能力のブラッシュアップのためのセミナー等、起業してから色々なセミナーに参加しています。

費用が発生するセミナーは請求書や振込先がメール等での連絡があります。
私は請求が来たらすぐに入金するようにしています。

そんなメールのやり取りの中で、ちょっと気になった3件を挙げてみます。

ケース1:
「事前のお振込が確認できない場合はキャンセルとさせて頂く場合があります」
セミナー開催前日にメールがありました。
恐らく自動メールで、参加者全員に同じ文面で送っているのでしょう。
私は当然入金済みです。
しかしこのようなメールが来ると、振込先間違えたか?と思ってしまいます。
普通の企業であれば入金の確認はやって当然です。
この講師の方は個人事業でやられているのですが、社会人意識が薄いと感じてしまいました。
セミナー中も、そのワダカマリがずっとあったので、セミナー自体も良くは受け取れませんでした。
次のセミナーには参加しませんでした。

ケース2:
「受付にあたり何をご覧になってお知りになったか教えていただけますでしょうか?」
講座に申し込んで最初に来たメールです。
回答しないと受付してもらえないの?という感じです。
新規の問い合わせがあった場合、そのルートを把握せよ、というのはマーケティングの基本ですが、露骨にやると悪印象が残ります。
これを新規問い合わせの電話でもやる会社があります。
この会社に問い合わせたの間違えかな?と、引けてしまいます。

ケース3:
「また早々にご入金いただき心より御礼申し上げます」
2度目のセミナー申し込みで、振込先の連絡があって直に入金手続きをしました。
事務の人、私を覚えていてくれてたんだ、と好印象です。

メールのやり取りは事務作業ですが、ちょっとした気遣いがファンとアンチを生んでいるかもしれません。
このように実は間接部門の方も、会社のブランディングに貢献しているのです。

中の人、がんばれ!

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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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