発注元の発注元を狙え

自社の商品サービスの更なる売り上げ増を目指すのであれば、発注元の発注元を狙いましょう。
直接の取引先(自社から見て発注元)ではなく、発注元の発注元への販促活動をお勧めします。

例えばあなたの会社が建設業における専門工事会社(主に下請け)や建設資材の会社であれば、国・自治体や特殊法人への啓もう活動を行います。
展示会や発注元主催の技術発表会等の機会を見つけて、自社の技術を広くアピールしましょう。
”機会を見つける”ことが重要です。

またあなたの会社が材料メーカーであれば、デザイナーや研究開発者がよく目にする媒体への広告やイベントへ積極的に参加しましょう。
そして直接彼らの意見に耳を傾けましょう。
デザイナーや研究開発者が気に入ってくれれば、メーカー指定・材料名指定での発注が流れて来ることでしょう。

要点は、発注書の仕様書に自社商品サービス名を盛り込んでもらえるような啓もう活動が必要ということです。

まずは自社の商品サービスが売れる発注のメカニズムを解析し理解することです。

販促先が直接の取引先ではないので、営業マンは動きたがらないかもしれません。
しかしこの販促活動は会社全体の売り上げ増につながります。
会社全体の活動には営業個々ではなく、マーケティング担当者をうまく活用しましょう。

※7月に事務所を移転します。
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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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