原稿を外注に握られて使えない

カタログ・パンフレット、広告のデザインを外注の業者に頼んできれいなものを作りました。

「結構良いものが出来たので、提案書とかにも使ってみたい」

と営業さんは思うのですが、そうは問屋が卸さない!
業者に別途料金を支払わなくてはなりません。
不満です。
自社のデザインなのに。

外注の業者さんは原稿の保有が命です。
原稿を持っている限り、そのユーザーから再度注文をいただける仕組みになっています。
一昔前の印刷屋さんは、倉庫に顧客の製版をたくさん保有していて、それが既存顧客という財産でした。
現在では自社サーバーにファイルという形で保存しています。

業者から原稿をファイルでもらえることは、まずありませんので、営業さんが提案で使いたくても勝手に使えない、というのが実状のです。

やはり、原稿やその元となるイラスト・写真・デザインは自社で用意するに限ります。
そして、既に作った原稿・デザインに、ちょっと手を加えるだけで、別の提案書・別の展開の企画書にも使えます。
自社で制作を続けているうちに、社内にたくさんのデザインネタとノウハウが蓄積されます。
これこそ、自社でマーケティングを回す手法です。
マーケティングを内製化して、伸びる会社の体質に作りあげましょう。

提案書

マーケティング内製化プロデューサー
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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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