型に嵌めようとするコンサルティングのスタイル

色々なセミナーに出ていると、コンサルタント独自のフレームワーク(型)に出会います。
参考になるものもあれば、立ち位置が違うせいか理解できないものもあります。

フレームワークを使うことで、考え方を整理したり、理論的に考えたりできます。
全くの素人であれば、型に当て嵌めて考えを整理するのも良いでしょう。

ところが、クライアントを自分の型に嵌めようとし、自分の言うことを聞かないと成功しません、などと言うコンサルタントがいます。
こういうコンサルタントは、客が型に嵌らないクライアントだと判断したら断ってしまいます。
型に嵌って喜んでくれる人が上客となります。
客を選ぶのです。
本来、困っている人にアドバイスするのがコンサルの仕事だと思うのですが。
「素直な気持ちで聞いて実行してください」などと言っているのであれば、客を選んでいる証拠です。

逆に、この型のあり様に疑問を感じたクライアントは、去っていきます。

コンサルタントの言うことを鵜呑みにするのではなく、顧客側にも、コンサルタントを見極める知恵を付けてほしいと思います。

今日のNGワード:「素直な」

型に嵌めようとするコンサルティングのスタイル

マーケティング内製化プロデューサー
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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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