震災の後のマーケティング

今朝の地震はちょっと怖かったです。
地震自体は慣れっこですが、それよりもNHKニュースで津波避難の呼びかけが怖かったです。

前の震災の後、私は建設関係のマーケティングをしておりました。
震災の半年後くらいから東北を中心に土木工事の発注件数が増えました。
現状調査から始まり、復旧工事を行う建設会社が拠点とするためのインフラ工事、そして地盤工事と、順番に工事発注数が増えていきました。
情報収集のため、国土交通省・土木学会・建設関係の新聞・工法各種協会・入札情報サイト等、様々な情報網から情報を集めました。
機会があれば、お取引している建設会社の現場に取材に行ったり、公開している工事見学会に参加してみたりして、生の情報収集に努めました。

世の中、大変なことが起こっている。

地震よりも津波による被害が、これほど大きなものになるとは思いもしませんでした。
土木の仕事に関わっていなかったら、今ほどの理解は無かったでしょう。
その大惨事が再来か、と気にしながら、ニュースを見ていました。
やっぱり平和が一番です。

ひょっこりひょうたん島

石巻駅

マーケティング内製化プロデューサー
<-----------------
豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
----------------->

採用しない理由を聞く営業

独立して事務所を起こし、HPや広告などで露出を上げていると、いろんなところから売り込みが来ます。
事業に全く関係がない話は即座に断りますが、ちょっと気になる場合は話を聞き提案書をもらいます。
商品サービスの効果・費用・かかる日数などを検討の上、お断りすることが多いです。
その際に担当営業から詰問のような質問をされることがあります。
大変不快に思います。
自分の中のブラックリストに登録して、次の機会はありません。

営業が純粋に疑問に思って聞く場合と、自分の提案が採用されないのを不満に思って聞く場合とでは、相手(顧客)に与える印象が違います。
前者の場合は、次の提案の改善に活かすためのヒアリングで、相手(顧客)にとっても良い結果へ繋ぐことが出来ます。
しかし後者は、自分の不満をぶつけているだけなので、その感情は相手に伝わってしまいます。
この場合、リベンジはない、と思った方が良いです。

何故何故を5回繰り返しなさい、と教える企業があります。
QCサークルやカイゼン、部下との面談、そして自分との問答には効果があります。
しかし顧客相手にやってはいけません。
相手を不快にさせるだけです。

営業・コンサルタント・士業など、対人提案をする仕事の人は気を付けた方が良いです。

採用しない理由を聞く営業

マーケティング内製化プロデューサー
<-----------------
豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
----------------->

立ち位置による評価の違い、マラソンのアンケート編

昨日、さいたま国際マラソンに参加してきました。
マラソンの私の成績は置いといて。
運営会社のサイトには参加者のアンケートがちらほら挙がっていたので、眺めていました。

全体評価57.1点 (2016/11/14-16:00現在)。

満足度57%と考えれば、よくないです。
90点以上のマラソン大会もありますので。
個々のコメントを見ると、私も感じた不満点が色々挙がっていました。
逆に運営側を擁護するような、”参加者の自己責任”的な発言もありました。

例えば、給食(ランナーが途中で補給するエネルギー源、今回はバナナやアンパン)が少なかったという市民ランナーの意見が多かった一方、補給食は持参するのが当然、というベテランorトップランナーの発言もありました。

それぞれの立ち位置によっての感想が異なるのです。
私個人は後ろの方を走っている人で、私が給食地点に到着すると既に売り切れで、ガス欠で困った、東京マラソンはあんなに食べるものがたくさんあったのに、他の大会に比べても少なかったな、という感じです。
道端で倒れているランナーの数が他の大会よりも多かったのも、それが原因?

運営側が顧客満足のターゲットをどこに絞るのか?
トップランナー向けならこのままで良いし、大多数を占める一般の市民ランナー向けなら大幅な改善が必要。
企業でいうなら、小規模で満足度高いビジネスか、大きな売り上げを取るか、どちらの方針で展開するのか、という問題です。

立ち位置の違うターゲットをそれぞれ満足させるのが、運営側の手腕にかかっているのです。

先週、ネット上でお祭り騒ぎだった”ネイティブ広告ハンドブック事件”もやはり、立ち位置の違いによる意見の相違になる訳です。

さいたま国際マラソン2016

大会スローガン”FROM HERE TO THE WORLD”

マーケティング内製化プロデューサー
<-----------------
豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
----------------->

営業に向いていないと思ったならば

もう個人の成績を追いかけるのに疲れた。
お断り覚悟の1日50件のテレアポ。
当てもなくさまよう飛び込み営業。
最近は会社のセキュリティが厳しくてオフィスの中まで入り込めない。
自動改札まで設置してる会社もある。
これでは担当者になかなか会うことが出来ない。
だからといって社用車で昼寝するほど神経の図太くない。
自分は営業に向いていないかも。

もし自分が営業に向いていないと思ったならば、マーケティング担当者にクラスチェンジを考えてみては如何でしょうか?

マーケティング担当者の仕事は営業が訪問できる見込み客を作る事です。

広告で興味を引き、
展示会で興味を引き、
DMで興味を引き、
ホームページで興味を引き、
購入の検討をする見込み客とまで成長させて、営業が見込み客に会うまでの仕組みを作るのが、マーケティング。

これも一種の営業活動です。

最大の難関は社長。
一営業マンのノルマを外して、営業部門全体の利益になることを納得してくれるかがポイントです。
マーケティング部門の設立を説得しましょう。

呼んでいただければ、私も説得のお手伝いをさせていただきます。

営業に向いていないと思ったならば

マーケティング内製化プロデューサー
<-----------------
豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
----------------->

営業アシスタントは影の営業マン

顧客をたくさん持ってる営業マンは、ついつい景気のいいお客さん、訪問しやすいお客さんへの活動に集中してしてしまい、取り引きの少ないお客さんへの営業活動が手薄になりがちです。
そんなお客さんの大型発注の機会があったとしても気付かずに、ライバル会社に注文が流れてしまうことになってしまいます。

営業個人は忙しくて手が足りない。
そんな場合にこそ、マーケティング担当者を活用しましょう。

営業活動が手薄になっているお客さんは、マーケティング部門から定期的にアクションを起こしてあげます。
新商品のDM、メルマガ、展示会の案内、これからの季節であれば年賀状の発送。
定期的なアクションは、お客さんに忘れてもらわないための活動です。
その際は、担当営業マンの名前で発行してあげることで、例え営業マンが忘れていても、お客さんは営業マンのことを覚えていてくれます。

マーケティング担当者は専任を置くのがベストですが、営業アシスタントでもマーケティング活動は可能です。
営業アシスタントに簡単なマーケティング活動から始めてもらい、徐々に展示会やメルマガ発行、DMやブログなど活動の種類を増やしていって、成長を見守ってあげてください。
もしやすると将来、御社の売り上げを大きく左右するマーケティング担当者に、そして内勤営業マンになるかもしれません。

営業活動の密度とマーケティング担当者の支援

マーケティング内製化プロデューサー
<-----------------
豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
----------------->