ニッチで独占の市場

RS-232C

昨日の新聞を見ていて、エプソンダイレクトの広告が目に留まりました。

”シリアルポートやPCIスロットがあるパソコン、必要な現場はまだ多いです。
だから、エプソンPCは対応しています。”

ちょっとニヤっとしてしまいました。

10年以上前、私はシステム機器の営業をしていました。
当時、ほとんどのパソコンからシリアルポートやプリンターポートが消え、代わりにUSBポートがいくつも付きました。
私が取り扱っていた機器はパソコンとUSB接続で通信できたのですが、業界によってはUSBの通信の信頼性が低く、彼らの絶対的信頼性のあるシリアルポート製品が要求されました。

あれから10年、USBや無線LAN、Bluetoothなどいくらでも通信手段があるのですが、土木の現場では現在でもシリアル通信が現役です。
パナソニック社からはシリアルポートの付いた業務用パソコンが売られています。
タフブックという、頑丈なやつです。
たまに海外ドラマで、CSIとかFBIもので見かけたりします。
土木の世界ではほぼ独占です。

非常にニッチですが、必要としているユーザーがある限り、高額でも売れる市場があるのですね。

マーケティング・セミナー開催

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マーケティング内製化プロデューサー
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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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