アンケートではあえて不満な点も挙げてもらう

アンケートでは不満な点も挙げてもらう

マーケティングの情報収集手段のひとつとして、顧客満足度調査があります。
アンケートです。
アンケートで、良かった点、ほめられた点は社内にフォードバックして、社員のモチベションアップに用いましょう。
中には自分たちには気が付かなかった、自分たちの”強み”を発見できるかもしれません。

普通であれば空気を読んで”普通”に丸をしてくれるでしょう。
しかしながらアンケートでは、あえて不満な点も挙げてもらうようお願いしてみましょう。
あえてお願いすれば、不満点を探してくれるはずです。

不満足な点とは、あるいは商品、あるいはスタッフ、あるいは価格、あるいは業界全体について等、様々あります。
第三者の視点によって、自社・自身の見直すべき点、改善すべき点が見つかるかもしれません。
改善できれば、次なるビジネスにつなげることが出来ます。

アンケートでは、あえて不満な点も挙げてもらうようお願いしてみましょう。

今日のセミナーでも、参加していただいた方にお願いしてみました。
どんな事が書かれているか、ドキドキです。
気の弱い私は心配です。
立ち直れないほどの不満点が書かれていたらどうしよう、明日仕事休んじゃおうか、と。

決してMではありません。

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差別化が難しい場合、別の視点でウリを出す

ネット予約チラシ_豊田農場

ポストに近所の居酒屋さんのチラシが入っていました。
チラシの内容は、料理の種類やドリンクの料金ではなく、ネットで予約ができることを打ち出した作りになっていました。
料理や飲み放題では差別化が難しくなってきている居酒屋業界なので、スマホで簡単予約をウリにしたのでしょうか。
面白い戦略だなあ、と思いました。

業界内での差別化が難しい場合、全く別の視点から自社を売り出すのもひとつの手です。
何屋さんかな?と思わせるアイキャッチ宣伝、経営者にはちょっと勇気が必要です。

さて、後になって気付いたのですが、実はこのチラシ、居酒屋さんのチラシではなく、ネット予約サービス会社の、居酒屋さんとのタイアップチラシでした。
どうりで料理やドリンクが載ってない訳で。
ちょっとした私の勘違いでした。

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CtoCのマーケティングを垣間見た

Handmade MAKERS_パンフレット

ハンドメイドの展示会、Handmade MAKERS’へ行ってきました。
新しい事業のアイデア探しとパートナー・職人さん探しが目的です。
来場者はほぼ女性。
男性は1%か?出展者に1割ほど。

このハンドメイドの展示会、クロバーやベビーロックといったこの業界ではよく聞く会社も出展していましたが、どちらかというと個人事業が多くみられ、展示装飾や商品ディスプレイが如何にも素人っぽくていい感じです。
恐らく個人事業主の方だと思うのですが、HPは無料サイト、紹介はfacebookやinstagram、メルマガとしてLINE@、お問い合わせメールはgmailと、すべて無料でやってしまってます。
ずっとBtoBの世界で仕事をしてきた私からすると、ビジネスの信用度が全く不明なので、お取引には躊躇してしまいます。
しかしこれが今のCtoCビジネスなんでしょう。
私にとっては未知の世界、CtoCのマーケティングを垣間見た気がします。

展示会を終えて時間があまったので、帰りにさいたま国際マラソンの受付を済ませにさいたまアリーナへ寄ってきました。
競技場の壁に自分の名前を見つけて、大会本番は明後日なんだ、と気を引き締めました。
顔はニヤけてしまいましたが。

さいたま国際マラソン_壁に貼り出された名前

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マーケティング担当者に必要なセンス

ミシン

ミシンを買いました。
初心者用の安価なやつです。
ミシン操作、40年ぶり?
あの頃は足踏み式の時代でした。
最新のミシンは糸通しが簡単で、取説通りにやったらすぐセッティング出来ました。
新しい事業の商品の試作を作るため、自分でやってみようと縫製技術を勉強中です。

平面の型紙から如何に立体化していくのか、その過程を学んでいると、難しくて頭がショートしそうですが、ワクワク感があります。
モノづくりは私に合っているのでしょう。
よく布地一枚から服が作れるのもだと感心しています。
自分の頭の中にある立体物をどうやって生み出そうか、頭をひねりながらミシンを動かしています。

手に技術を覚えたからといってモノが生み出せるとは限りません。
プログラム技術を学んだからといって新しいゲームが作れる訳ではないですし、イラストレーターが売れるパンフレットをデザインできる訳ではありません。
仕様や設計、コンセプトが無いと技術者は生み出すことが出来ません。

マーケティングも同様で、Webデザイナーがマーケティング担当者に向いているとも限らないのです。
マーケティングには”売るためのセンス”が必要なので、どちらかというと営業や経営者の方が向いています。
デザイナーの方が表現する技術があるので、会社での作業メンバーとしては有利ですが、デザイナーには売るためのセンスが不足しています。
人材不足のため、どうしてもデザイナーをマーケティング担当者に据えたいのであれば、営業部門長もしくは経営者と一緒にマーケティング活動をしていくべきです。
デザイナー1人にマーケティング活動をさせる(丸投げ)のはよくありません。
それは、デザイナーに営業をさせているのと一緒です。

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中小企業のマーケティングリサーチ

マーケティング担当者を営業に同行

マーケティングというとマーケティングリサーチ、市場調査が得意とみなされ、マーケティングの人に言えばすぐ統計が出てくれると勘違いされてしまいます。
私もマーケティング担当者時代に営業から「○○の統計を出してくれ」などと簡単に依頼されて困ったものでした。
大手企業と中小企業とでは情報の種類が異なります。
大手企業の戦略であれば、各種白書やビッグデータからの統計が役立てられるのですが、「ウチの業界は特殊で・・・」などと言っている中小企業が知りたいニッチな情報が、国や各種機関の白書に載っている訳がない。
ニッチな情報を一体誰が統計を取るというのでしょう?
そんなデータがネット上に落ちているはずがないじゃないですか。

自分たちが狙っているニッチな市場は、実はその市場を足で歩いている営業が見聞きしていることなのです。
ところが営業という職種は、自分の売り上げ視点でしか市場を見ることが出来ないため、重要な情報があることに気付くことが出来ません。
そこで、マーケティング担当者の出番です。
売り上げ視点ではなくマーケット視点で見ることで、別の観点から考察することが出来ます。
中小企業では、マーケティングリサーチは自分たちの足で稼がなければなりません。
欲しい情報はどこにも落ちていませんので。

マーケティング担当者を営業に同行させて、違った視点で市場を見てもらうことをお勧め致します。

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