展示会でのポン引きチラシ配り

展示会のポン引き

産業交流展に行ってきました。
機械・環境・福祉・情報をテーマとした中小企業の展示会です。
以前勤めていた会社も出展していて、懐かしい顔ぶれにほっこりです。

さて、展示会でいつも思うのですが、なぜ通路でポン引きよろしくチラシ配りするのでしょう?
ポン引きが邪魔で出展物を見ることが出来ないブースが多いのです。
営業部長的には、客を捕まえて話をしろ!ということなのでしょうが。

昨今マーケティングを研究してきて分かってきたのは、説明されることを喜ぶ『かまってちゃん』のみならず、『ほっといてくん』が存在するということです。
『ほっといてくん』は、自分が見たいものしか見ない、人から強要されるのが嫌い、説明を聞きたくなるまでそっとしておいて、というユーザーです。
こういう人にはポン引きがいるブースには近づきません。
足早に素通りしようとします。
技術者タイプに多いのではないでしょうか。
強引なポン引きで、目利きである技術者を取り逃がしてはビジネスチャンスロスです。

ではどうすればよいのか?
ブース内を安心して見てもらえるようなブース設計が必要です。
営業が通路に出張っているとブースが見えませんので、待機場所の考えなければなりません。

ターゲットが、『かまってちゃん』なのか、『ほっといてくん』によって、展示会の運営の仕方が変わってきます。

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差別化が難しい場合、別の視点でウリを出す

ネット予約チラシ_豊田農場

ポストに近所の居酒屋さんのチラシが入っていました。
チラシの内容は、料理の種類やドリンクの料金ではなく、ネットで予約ができることを打ち出した作りになっていました。
料理や飲み放題では差別化が難しくなってきている居酒屋業界なので、スマホで簡単予約をウリにしたのでしょうか。
面白い戦略だなあ、と思いました。

業界内での差別化が難しい場合、全く別の視点から自社を売り出すのもひとつの手です。
何屋さんかな?と思わせるアイキャッチ宣伝、経営者にはちょっと勇気が必要です。

さて、後になって気付いたのですが、実はこのチラシ、居酒屋さんのチラシではなく、ネット予約サービス会社の、居酒屋さんとのタイアップチラシでした。
どうりで料理やドリンクが載ってない訳で。
ちょっとした私の勘違いでした。

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SNSマーケティングってどうなの?

SNSマーケティングの効果

大企業はもちろん、中小企業も取り組み始めているSNSマーケティング。
インスタ映えの拡散により事業が上手くいっているニュースをよく耳にします。

しかし実際、SNSマーケティングってどうなのでしょう?

私自身もSNSをやってはいるものの、他人の言動に左右されない人なので、FBで”いいね!”が回ってきてもあまり関心がありません。
もちろん関心のないものには”いいね!”しません。頼まれてもやりません。
ですので、SNSマーケティングってどうなの?と思う訳です。

先日新聞を見ていて「これなんだな」と思うコラムがありました。

”ネコ型顧客「広告うざい」”

ネットイヤーグループ株式会社が提唱する”ネコ型マーケティング”。
顧客セグメントを「ネコ型顧客」「イヌ型顧客」の2つを定義し、従来のマーティング施策には反応しないタイプを「ネコ型顧客」、大好きなブランドが行うマーケティング施策に従順に反応するタイプを「イヌ型顧客」と呼んでいます。

私のような、広告や他人の言動に左右されない人はネコ型顧客で、SNSマーケティングに影響されにくいようです。
私自身には効果が無いので、SNSマーケティングってどうなの?と思ってしまうのですね。

最近は民放を見ないのでテレビコマーシャルを見ません。
見ても録画してCMを飛ばしてしまいます。
マーケティングを仕事にしている人間がなんということを!

自分の欲しいものは自分で情報を得る。
欲しいと思うようになるまでそっとしておいて。
他人から押し付けられるのはイヤ。

ネットイヤーグループ社が公表しているデータによると、このような人が半数存在していることになります。
こんな、私みたいなターゲットに届くマーケティングの手法が、マーケティングに携わる人にとっての今後の課題です。
SNSマーケティングで釣れるターゲット層と、釣れないターゲット層向けマーケティングの、併用施策が必要になるのでしょう。

丸井に行くと店員さんが寄ってくるのが嫌。
展示会ブースで見ていたいだけなのに売り子が説明しまくるのが嫌。
一度寄付だけなのに次回も是非にとの催促のお手紙が度々届くのが嫌。
嫌いな食べ物がオトーシで出てくるのが嫌。

そのマーケティング、実は機会損失なのかもしれません。

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経営者のマーケットを読む力

トイザらス破産申請も

米国おもちゃ販売大手・トイザらス社が破産の可能性、なんてニュースが飛び込んできました。

トイザらスが日本にやって来た頃、私は素材メーカーにて、玩具メーカーへの営業をやっておりました。
トイザらス日本1号店が出来て、早速視察に行ったのですが、
「これは日本人には向かないな」
というのが感想でした。
アメリカでは売れていたのかもしれませんが、日本の子供はこんなので遊ばないだろう、と思いました。
日本人は日本人なりの好みがありますし、商品の品質には大変うるさい人種です。
米国大手がやって来て日本の玩具メーカーちょっとヤバいかも、という黒船への危機感はなくなりました。

しばらくして別の黒船がやってきました。
米国オフィス用品販売大手・オフィスデポです。
オフィスデポが日本にやって来た頃、今度は私は筆記具部品メーカーにて、文具メーカーへの営業をしておりました。
オフィスデポ日本1号店にも早速行ってみましたが、トイザらスと同じ感想でした。
商品はとびっきり安いのですが品質が非常に悪く、ボールペン12本セットのうち7本はすぐ書けなくなってしまいました。
私は日本の文具メーカーの開発者と一緒に仕事をしていたので、性能と品質には大変うるさい人間です。
オフィスデポという黒船への危機感もなくなりました。

その後、日本の文具業界ではアスクルの大頭で、流通が大きく変わり、卸問屋が消え小売店も消え、メーカーも大手流通に沿った開発・生産をするようになっていきました。
従来日本の文具メーカーは、各社の研究開発者が思い思いに新製品開発をしていて、それぞれの独自性・こだわりがあったのですが、流通革命によって業界が大きく変わってしまいました。

そんな時代の流れで大きく変動する経済において、またひとつ流れから消えるかもしれない大手企業のニュース。
流れが急過ぎて、向こう10年会社は安泰、という大手で働くサラリーマンの保険はなくなってしまいました。
経営者がマーケットを読む力、変動に対応する力を身に付けてなければ、会社は流れから消えてしまいます。
従業員を路頭に迷わせないためにも、経営者は対マーケット戦略に取り組まなくてはなりません。

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安心安全というキャッチフレーズが響かない

安心安全というキャッチフレーズが響かない

今日事務所に来てみると、DMが投函されていました。
マーケティングを仕事にしているものですから、一応は捨てないで見ます。
そのDMのタイトルには安心の2文字が…

安心・安全というキャッチフレーズはあまりにも目にすることが多く、それ故に響きにくくなってきました。
安心・安全というキャッチフレーズを用いた時、
・安心・安全を訴えたいのか?
・それとも安心・安全が副次的なものなのか?
・ただのキャッチフレーズなのか?
安心・安全の中身が伝わりにくい広告・宣伝が多いのです。

以前仕事で広告を制作していた時、安心・安全というキャッチフレーズを使うか否か迷いました。
確かに安心・安全につながる商品の宣伝だったのですが、お客さんが安心・安全求めているのはではなく、他の価値であることに気付いたのです。
そこで、メインのキャッチフレーズにはお客さんが欲する価値を、文面には”ついでに安心・安全が得られる”旨と根拠を入れることにしました。

求められているのは安心・安全なのか?
安心・安全は直接的なのか間接的なのか、

直接的に安心・安全といえる商品サービスとしては、ヘルメットメーカーやセキュリティ会社、保険などです。
間接的効果に安心・安全を謳うのであれば、その根拠がないと、ただの枕詞になってしまいます。
根拠・証明があって、はじめてキャッチフレーズが活きてきます。

政治家の選挙演説でよく謳われる「防災・子育て・高齢者の安心・安全」や、原発事故後の電力会社や政府の発言には、ちっとも安心・安全が感じられません。
安心・安全が言える証明、納得できる根拠を示して欲しいところです。

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