地獄の特訓の効果

地獄の特訓

ある会社での話です。
3年で離職率7割という社員の定着率の低い会社では、採用したばかりの社員全員に7日間の研修を受けさせていました。
自衛隊式のような・・・
いわゆる”地獄の特訓”というやつです。

研修の目的としては、
・身体と精神ともに鍛えること
・研修に参加した同期達との仲間意識
・そして会社への帰順
の3点です。
社訓詠唱のタイムアタックから始まり、駅前唱歌や夜間の40キロウォークラリーなど、心身ともに疲れるメニューをこなします。
一般人にとっては、どのメニューをとっても、嫌で嫌でたまらないものです。
この研修を乗り越えると、晴れてこの会社の社員として迎え入れてもらえます。
そして1年に一度、振り返りの研修に再チャレンジします。

さて、この会社の離職率は下がったのかというと、相変わらずです。
私が拠所なく4年後の退社した時には、同期11人中残り3人となっていました。
結果として、地獄の特訓で心身を鍛えても、離職率低下防止にはつながりませんでした。

ただし、この地獄の特訓、全く効果が無かった訳ではありません。

引っ込み思案であった私が、展示会などで積極的に壇上に上がってプレゼンするようになりましたし、40キロウォークラリーをきっかけにマラソンに参加するようになりました。

研修を勧めた会社の意向とは異なる形で効果が出ているのです。
研修の効果・影響は、人によって様々です。
その人その人の立ち位置や価値観が違うからです。

セミナー・研修・勉強会。
受けることでどんな効果が出るのかは、人それぞれです。
主催側の思惑通りになるとは限らないものです。

マーケティング・セミナー開催

マーケティング内製化プロデューサー
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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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